
石灰化上皮腫
石灰化上皮腫
石灰化上皮腫とはその名の通り皮膚の一部が石灰のように硬くなる良性の皮下腫瘍の一つです。毛母腫という別名もあります。比較的若い人、特に小児の顔、腕、首などに発生することが多いです。中学生未満の場合、局所麻酔での手術が難しい場合は他施設に紹介させていただきます。
局所麻酔での日帰り手術が可能です。
石灰化上皮腫は腫瘍が皮膚とくっついているため皮膚を一緒にとらないといけません。そのため、くっついている部分を中心として皮膚を木の葉状に切ります。腫瘍を丁寧に周りから剥がし一塊に摘出します。しっかりと止血をしてから深い部分と浅い部分を2層に分けてしっかりと縫います。
キズあとを目立ちにくくする工夫として、縫い合わせた線と皮膚のシワの線が一致するようにします。
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