たこ(胼胝:べんち)・うおのめ(鶏眼:けいがん)|大宮西口皮フ科形成外科|さいたま市大宮区の形成外科・皮膚科

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Tel.048-642-3568

院内イメージ写真

たこ(胼胝:べんち)・うおのめ(鶏眼:けいがん)

たこ(胼胝:べんち)・うおのめ(鶏眼:けいがん)|大宮西口皮フ科形成外科|さいたま市大宮区の形成外科・皮膚科

たこ(胼胝:べんち)、うおのめ(鶏眼:けいがん)

たこ(胼胝:べんち)、うおのめ(鶏眼:けいがん)

たことは胼胝『べんち』とも言い、皮膚の同じ部位が慢性的に摩擦や圧迫などの物理的刺激をうけることよって生じる疾患です。徐々に角質が肥厚していき、皮膚が硬く厚くなっていきます。できやすい場所としては足の裏や指の関節部分(ペンだこ)や足の甲(座りだこ)、指の先(乳幼児の吸いだこ)があります。基本的に痛みなどの症状はなく、かゆみなどを生じることも少ないです。
うおのめは鶏眼『けいがん』とも言い、たこと同じく皮膚の同じ部位が慢性的に摩擦や圧迫などの物理的刺激をうけることよって生じる疾患です。たこと違い、肥厚した角質が深部に向かって芯を形成しながら侵入していくので神経を刺激して痛みを生じます。基本的には足の裏にできることがほとんどです。
似たような症状で尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)というウイルスが原因の疾患があります。このウイルス性のイボの場合は液体窒素を用いた治療が必要になります。

たこ(胼胝:べんち)、うおのめ(鶏眼:けいがん)の原因

たこの原因としては足の形に合っていない靴を履いていたり、ヒールの高い靴を履いているため足の付け根に負担がかかっていたり、靴底が薄い靴や靴底が硬い靴を履いている場合が多いです。特徴的なタコとしては、ペンを長時間握っていることで指にできるペンだこや正座をする機会が多い人の足の甲にできる座りだこ、テニスやバドミントンなどのラケットでできるラケットだこや、赤ちゃんが指をしゃぶることでできる吸いだこなどがあります。
うおのめの原因としては、足の形に合っていない靴を履いていることがほとんどです。しかし、もともと足の骨が変形していたり、外反母趾などによって隣の指に負担がかかることによってできてしまうこともあります。

当院の治療

治療には大きく分けて外科的なものとそうでないものがあります。しかし、治療で一度改善したとしても原因を除去しないかぎり完治させることは難しく、再発してしまうことが多いです。足に合った靴を履いたり、クッション性の高いソールを使用することはもちろんのこと、外反母趾の方であれば指と指の間にガーゼを挟んで隣の指とぶつからないようにしたりと工夫が必要になります。

・角層除去
メスやハサミなどを用いて肥厚した部分を削って薄くします。うおのめの芯がとれる場合はこれを除去します。

・外用薬
サリチル酸ワセリンを用いて角質を溶かし硬くなった部分を柔らかくします。うおのめに対してはスピール膏というシールを用いることもあります。

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