ケガに対する縫合について|大宮西口皮フ科形成外科|さいたま市大宮区の形成外科・皮膚科

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ケガに対する縫合について

ケガに対する縫合について|大宮西口皮フ科形成外科|さいたま市大宮区の形成外科・皮膚科

2024年9月26

縫うことができるタイムリミットは意外に短い

ケガを縫うことを縫合と言いますが、縫合できる時間というものにはタイムリミットがあります。医学的にはゴールデンタイムと言います。

顔は24時間以内、その他の部位は6時間以内と言われています。その時間を超えて縫ってしまうと細菌を傷の中に閉じ込めてしまうことになり、縫合後に感染を引き起こす確率が高くなってしまうと言われています。顔は他の部位に比べて血流が豊富であるため感染しにくいので24時間とすこし長めのタイムリミットになっています。

縫うことができなかったらどうなるの?

縫うことができなかった場合、軟膏や創傷被覆材と呼ばれる特殊な絆創膏を用いたりして治療することになります。縫うのに比べて完治するまでの時間が長くかかったり、傷跡が目立ってしまうなどの短所はありますが傷が治らないということはありません。

傷跡が気になる場合

縫う縫わないに関わらず傷跡というものは必ずできてしまいます。傷跡は周囲の皮膚と馴染むのに半年かかります。その半年の間、日焼けをしないことやテーピングをして傷に緊張がかからないようにすることで少しでも傷跡を目立たなくすることできます。半年経ってしまうとできる治療も限られてきてしまうので、気になる方は早めに受診して相談してください。

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